その昔、バブル期の頃は多くのお宅が割と優美なる?暮らしをしていた印象がありますが、今の時代は優美なる暮らしをしている人はそんなに居ない気がします。
むしろ、共働きをしていてやっとこ1人分の理想の世帯年収になっている家庭が多いそうです。
しかも最近は、色んなモノの物価が高騰していて、代表的なのがガソリンなどの石油系燃料ですが、かつては1リットル140円位で推移していたお値段だった気がするのですが現在は190円とかで、ハイオクともなると200円台にも入っている設定にしているガソリンスタンドもあるので、たくさん入る車に乗っていると、給油が毎回憂鬱になって来ると思うのです。
因みにこの値段はウチの地域より高いぞ?と思った方へ説明いたしますと、このガソリンのレギュラー190円とハイオク200円台と言うのは実は長野県内の価格です。
長野県は、日本海側からも太平洋側からも遠く標高も高くて、特に山岳地域になって来ると道も曲がりくねって高低差があるので運搬コストが高くなってしまうのです。
その為、他のガソリン代が高いと思われている地域よりもかなり1リットル当たりの価格が高騰しているのです。
この様に、お値段爆上がりのモノが増えてきているのにも関わらず、給料が上がらないと言うかむしろ減っている気がしている状況がここ20年は続いているので、日本全体の国力はドンドン低くなっている事でしょう。
世界のどこかの国でも、物価が上昇しているのに賃金が少なくて生活が苦しいと言う所の話がニュースでやっていたりする事がありますが、かつての日本はそう言った状況では無かったので多くの人が他人事だと思って見ていましたが、今はそれがまんま日本の状況になっているので、他人事じゃない身近な出来事になっているのです。
かつての日本は、特にバブル期の頃の日本は活気があって生活が豊かな感じでしたが、バブル崩壊後の日本はドンドン衰退して行って今もジリジリと衰退の一途を辿っています。
どうしてバブル崩壊から衰退し続けているのか?と考えてみると、どうやら日本の政治に問題があるとしか言えない気がするのです。
大きなお金を動かして国を運営して行く政府がしっかりしていかないと、これからの日本はますます生活づらい国になって行くと考えられるでしょう。
今、一世帯当たりの年収が25年前よりも約200万円下がっているそうなのですが、当時の暮らしを思い出すのが難しい程に疲弊して麻痺している人が多いので、かつての暮らしに戻るにはかなりの時間を要すると思います。